2月 13th, 2016

2月 13 2016

正規合格

多くの私大医学部で合格発表が行われていますが、どの大学も正規合格を勝ち取るのは簡単なことではなく、補欠となった者たちは追加合格の連絡を待ちながら明後日からの後期試験に臨むことになります。

追加合格の連絡が入るのは3月中旬以降となることも珍しくなく、場合によっては最後まで連絡がないこともあり得るので受験生にとって辛い時期であることは言うまでもないでしょう。

KGSでも何名かの塾生がこのような状況におかれておりすっきりしないまま明日以降の二次試験あるいは後期試験に向けて出発していきました。

別の私大や国公立大学の入試結果によって欠員が発生し、その結果追加合格の順番がまわるわけですから待つしかないわけですが、もう少し受験生の立場にたって日程を設定できないものかと毎年考えてしまいます。

また、ある大学に正規合格を果たした者でも、より自分の希望に合った他大学の補欠をとっている者はまずは合格した大学の入学手続きをしてから待つことになるので金銭的に大きなロスが出ることもあり、余り使いたくない言葉ですが一般家庭にとっては難しい部分もあるようです。

贅沢な悩みだと言われればそうなのかも知れませんが、彼らの手放しでは喜べない様子を見ているとこちらも何ともやりきれない気持ちになってしまいます。

彼ら全員が最後に笑って報告に来てくれることを願う毎日です。