ブログ

2月 09 2020

「杖」と「藁」

国公立大学の受験校が決まりKGSの塾生たちは各自志望校対策に余念がありませんが、その中で不安を感じることも多くなり個別授業を希望する者が増えてきます。

もちろん時間の都合がつく限り要望に応えたいと思っているのですが、例年この時期になると感じることがあります。

私は日頃塾生たちにとっての「転ばぬ先の杖」でありたいと考えており、学習以外のことも含めて知っておくべきことや学ぶべきことを口うるさく指導してきたつもりです。しかし、ここにきて個別授業を希望する者が増えるということは「溺れる者は藁をもつかむ」の「藁」であることも求められているのだということがそれです。

本来なら直前の不安が生じないように導くのが理想ではありますが、実現するのはなかなか難しいものだと実感しています。

とにかく、ここまできたら塾生たちが安心してすがれるような太い「藁」になることを目指し、本番に向けて最後まで彼らと一緒に頑張っていきたいと思います。