2月 24th, 2015

2月 24 2015

医学部受験にかかる費用

新年度高卒部のお問い合わせを多くいただいています。その中にはいくつかの医学部受験専門予備校の話をすでにお聞きになったという方も多くおられ、面談をさせていただく中で話題となることが多いのはやはり費用と実績に関してです。

「まず月額数十万円という受講料があって、後から受講科目を決定する」、「私大医学部の平均浪人年数は3.8年」、「十数校受験したが一つも一次が通過できない塾生がいた」などという話をうかがうと、医師になりたいという受験生の弱みにつけこむような営利優先の姿が浮かんできます。

他にも「週に35コマ、つまり単純に計算すると1日に5コマの授業を受講していたが、自分の学習をする時間が取れず成績は伸びなかった」、「夏期講習だけで百万円以上の費用がかかった」などという話も耳にします。

もちろん、通われるご本人・ご家族が納得されたうえでのことですからそのような費用設定が正しいかどうかは私が口をだすことではありませんが、重要なのは結果が伴っているかどうかです。

この時期、どこの予備校も広告宣伝に躍起となり美麗なパンフレットで豪華な設備をアピールしていますが、私は受験生の皆さんにおうかがいしたいと思います。「それは合格に必要なことですか?」、「それほどの費用に見合う効果が得られる授業が存在するとお考えですか?」と。

費用が高額だから優れているなどというのは幻想にすぎません。みなさんがご自分に合った予備校を見つけられ、来春無事に合格されることを願ってやみません。