2月 11th, 2016

2月 11 2016

予備校選び

浪人生として来春の合格を目指されるという皆さんからのお問い合わせが多くなってきました。

正に今、予備校選びの最中という方も少なくないと思います。皆さんが予備校を選ばれる基準はどのあたりにあるのでしょうか。

まず多いのが、とりあえず大手に通えば安心だと考えておられる方々ではないでしょうか。実際、KGSに来塾される方の中にも「大手は安心」とおっしゃる方が少なくありません。その根拠はどこにあるのでしょうか。

もちろん、大手の予備校には情報や設備そして有名講師など魅力がたくさんあるのは事実です。しかし、そのことと自分が1年後に合格できるかどうかということは実は余り関係がありません。

私は大学受験に際して最も重要なのは「どの予備校で学ぶか」ではなく、「合格する力をつけるためにどのように学ぶか」ということだと考えています。世の中には実に多くの塾・予備校があり、それぞれのシステムがあります。どのようなやり方をすれば自分の力が伸ばせるのかをよく考えて学習方針をたて、その方針に対応できる予備校であるかどうかをしっかり見極めて決めることが重要です。

単に授業を受けているだけでは成績の向上は期待できません。それ以外に自律的に弱点を克服する努力が絶対に必要であり、そのフォローができてなおかつペースメーカー・アドバイザーとして生徒を引っ張ることのできる予備校であるかどうかが重要だと私は考えます。

当然、それぞれの受験生の状況によって最善の塾・予備校は異なりますので、KGSではご面談をさせていただく際に他塾の話も聞かれることと体験授業の受講をお勧めしており、その上で入塾されるかどうかを決定していただいています。

先日も申し上げた通り、リスタートは早いに越したことはありませんが焦って決めるのは禁物です。

十分に検討された上でお決めになることをお勧めします。