1月 29 2023
近畿大学医学部数学入試について
1/29(日)近畿大学医学部の入試が行われました。
数学の問題を見てみると昨年よりは若干難しめかなという気がします。作業量のわりに時間がそれほど長いわけではないのでどこまで追いかけるかの見極めが重要となります。
大問1の確率、数え上げるタイプで面倒です。(1)は具体的に数え上げればそれほど大変ではないのでしっかり押さえて、(2)は場合分けが必要となるので一旦撤退するのもありでしょう。
大問2はデータと整数の融合問題で(1)は素直に和を考えればシラミつぶしに考えてもそれほど手間はかかりません。これは落とせません。(2)は公式に従って計算していけばある程度戦えるはずの問題で多少手間はかかりますが取っておきたいところです。
大問3の(1)は与えられた条件から見慣れた三角形の現れる構図だということに気づければ時間が短縮できたはずで、取っておきたい問題です。(2)はパラメータをどのように設定するかで手間が大きく変わるので点差がついているコアもしれません。
全体として5割から6割弱程度で合格ラインにのると思われます。
受験生の皆さんにとっては苦しい戦いではあったでしょう。良い結果が出ていることを願っています。